理事長挨拶

「社会の発展に貢献できる人材を育てるために」

「親切」は、人としての価値を高め、人としての魅力を高める

 本学園は、大正4（1915）年の創立以来、多くの方々のご支援のもとに110年の歴史を積み重ねて参りました。
 創立者　越原和、越原春子は、学園訓を「親切」として、人間性豊かで人間味溢れ、相手の立場になってものを考えることのできる人の育成に情熱を傾けました。また、常に自分を振り返り自己を純化して行動する人、鍛錬を惜しまない人の涵養に努めました。
 時代がどう変わろうとも「親切」とその精神は、人にとって代わることのない尊ばれるべき特質です。人としての価値を高め、社会に貢献し、周囲に良き影響を与えるものです。そして、何よりも自身の魅力を高めるものであると確信します。

 名古屋葵大学、短期大学部、高等学校、中学校、幼稚園を擁する本学園は、共学校化する中で自己の尊重とジェンダー平等という新たな課題にも意欲的に取り組んで参ります。そして、学生・生徒・園児、教職員一人ひとりが「親切」の実践する担い手として日々努力を重ね、目標に向かって熱情をもって意義ある活動を主体的に展開していく、「今日が楽しく明日が待たれる学園」であり続けたいと切に願っています。

 越原学園が更に豊かで誇り高き学び舎となりますように、今後ともご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。